観光地としての京都の紹介という事で、今日は、母の誕生日にお伺いした「舞妓飯」嵐山店について書きたいと思います。２回目の訪問です。リピートしたという事は、もう一回訪れたいお店だったからです。母も私も意見が一致するくらい美味しくて満足できるお店です。 中には、一回きりで結構というお店もありますが、「舞妓飯」は、誰かにオススメしたいくらい、特に女子には喜んで頂けるのではという内容になっていると思います。
食事の提供の仕方が考えられていて女子受けする。
前回に伺った時も、今回もそうなのですが、客層が若い！若い女性もしくは、若いカップルが多いです。女子受けするメニューが提供されているのもその理由の一つでしょう。
私たちが訪れた時の舞妓飯のメニューは一択の「十六色のひとくち串天ぷら膳」でした。お値段は税込２７５０円
- １６本の天ぷら串（自分で選べる串８本含む）＋ゆず七味塩、抹茶塩、琴引き浜の塩＋大根おろし＋天つゆ＋色そうめん天ぷら
- 土瓶蒸し（鶏つみれ、ネギ、豆腐、しめじ）＋ポン酢 お出汁は随時継ぎ足してもらえます。
- ごはん（お替わりOK)
- 天茶用の塩昆布、ネギ
- 香の物３種＋梅干し
- 梅酒ゼリー（ゆかり入り）
というお膳です。
１６本の天ぷら串は、提供が決まっている８本（茄子、万願寺唐辛子、さつま芋、玉ねぎ、オクラ、しいたけ、かぼちゃ、湯葉）と自分で選べる８本の構成です。女子は、少しずつ色んなものが食べたいので、ひとくちずつ味の違う天ぷら串はもってこいなのです。 選べる串は、季節の旬のものを取り入れておられるので、訪問する時期により串の内容が変わります。今回は、春のメニューかな。以下のようなメニューから選ぶことができました。
自分で好きな串が選べるというのは、ワクワクして楽しかったです。選べるメニューはたくさんあるので（１８種類）、自分の好きなものを選ぶのはもちろん、嫌いなものを避けても十分８本好きなものを選べると思います。
味がおいしい。
リピートした最大の理由は、味です。おいしさです。
お料理の提供方法が素敵でも、お味がいまいちでは二度といきたくありませんが、ここのお料理は、味も確かなんです。 串カツはよくありますが、串にささった天ぷらというのが何とも絶妙に美味しくて天つゆやお塩につけなくても美味しかったです。そのままでも美味しいのは、衣に工夫がしてあるのかな。からっとしていて素材の味もしっかり味わえます。
そして、もう一つ感動するのが、なんといっても土瓶蒸しのお出汁です。最高に美味しくて、びっくりしました。しかもなくなりかけたら継ぎ足してもらえるのです。具の鶏つみれはフワフワです。さらに、天ぷら串をご飯にのせ、このお出汁をかかえて天茶づけにすると、これまた最高に美味しいです。塩昆布を味のアクセントにできます。
ご飯は、おひつで提供されるので、男性の方でもお腹いっぱいになります。香の物は、しば漬け、ゆず大根など京都らしくて落ち着きます。美味しかったので気持ちもう少し欲しかったのですが、塩分取りすぎは不健康と言い聞かせました。最後に出てきた梅酒ゼリーは、天ぷらを食べた後なので、さっぱりとさせてくれました。
景色が良い。
店内の窓からは遠くに渡月橋が見えます。
席は、窓越しのカウンターと店内奥の座敷があります。カウンターであればどの席からも嵐山の景色を見ることができます。予約の時は、指定できなかったと思うのですが、当日お店に着いたら、残念ながら既にカウンター席の方は満席でした。予約は、先にカウンターから埋めていかれるのかもしれません。
店員の対応が良い。
話しやすい店員さんで、気安く話せます。土瓶蒸しのお出汁が足りているかよく聞いてくれたり、お水いりますかと声をかけてくれたり、とても居心地がよかったです。
交通の便はいまいち？！
何をもって便利というかは、人により違うのですが、この場所（罧原堤沿い）に行くには、嵐山まで、バス（市バス、京都バス）または、電車（阪急、嵐電、JR)で来て、渡月橋から東に徒歩１５分程度の歩く必要があります。もちろんタクシーで行くことも出来ます。 専用の駐車場はありません。隣に観光用の駐車場があるのですが、１回１０００円だったと思います。 なので徒歩１５分が苦にならなければ全然問題はありません。 すごく綺麗な景色を見ながらの歩きなんであっという間かもしれません。
ランチのみの営業（１１：００～１５：００）なので、予約は必須です。今まで、ホットペッパーの予約画面の様子では、その日に行くことは、予約満杯で無理なことが多く、２～３日後に取れるような感じでしたので、訪問する１週間前には予約を入れることがいいのではないかと思います。
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