認知症の母 ワクワクをいっぱいやろう!

「有笑」記念ランチ 認知症対策
きみちゃん(母)の最大の趣味は、編み物だった

以前は、近所の人がこぞって教えてもらいに来るほど、きみちゃんの編み物技術が良くていろんな物を作っていました。 セーター、マフラー、帽子、靴下などなど。 (「手を使って細かいことしてるとボケない」という言い伝えは、きみちゃんには当てはまらなかった!!)

しかし、最近は、めっきりやらなくなってしまいました

あれほど大好きだった編み物なのに、なぜやらなくなったのか、わかりません。 本人には聞いてませんが、編み目とか考えるのが難しくなったのかな? とにかく何に対しても意欲が減退しています。 大好きなお風呂にも入りません。

自分が夢中になってやれることがあると、気分も良くなり、何より充実感があって、元気も出てくると思うのですが、今、特にやりたいことがない状態です。 週2回のデイサービスが唯一の余暇みたいな感じです。

お寿司屋さんでワクワク!

先日、京都駅のすぐ近くの地下街「ポルタ」のレストラン街がリニューアルしたというので、きみちゃんと食べに行ってきました。 ポルタは、昔からよくきて慣れ親しんだ場所です。 どんなお店が出来たかワクワクしながら行き、「ニューすしセンター」というよさげなお寿司屋さんに入りました。

きみちゃんのワクワクは、止まらず、並んでもここで食べたい様子。 席に着いて、食べ始めると、きみちゃんがすごい笑顔で、

「1か月に一回は、こうやって美味しい所でご飯食べたい!」

と言ってきました。 目をキラキラさせて。 よっぽど美味しかったんでしょうね。 普段は、自分が作れる簡単なものしか食べてないですしね。

食べることは、みんな大好きなんですが、やっぱりきみちゃんもこうやって美味しいものが食べられるのは、嬉しくて幸せなんだとしみじみ思いました。

「こうやって外に出てきて、いろんな所見なあかんな。」

と、きみちゃんはとてもリフレッシュできた模様。

本人が感動し、嬉しく思うことをやっていくことが大事なので、また、外に連れ出して、美味しいものを食べたり、観光したりして良い刺激を受けてもらいたいなと思いました。

食べることは、編み物より簡単にできますしね。 でも編み物も続けて欲しい。

「ニューすしセンター」さんのマグロ一貫¥100は、小ぶりだったけど、美味しかったですよー。 他のお料理も。 また行きたいお店です。

※アイキャッチ画像は、JR「梅小路京都西」近くの「有笑」さんのお料理写真です。こちらも大変おすすめです。

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