きみちゃん（母）は、一人暮らし。 ４年前に認知症と診断。 娘の私は、車で２０分の距離に住んでいる。 週に２～３回きみちゃん宅を訪問。 身の回りの世話とどうやったら進行を遅く出来るか思案中。
病院に一人でバスで行くというミッション
ここ２か月ほど、きみちゃんは毎週眼科に行かねばならず、毎回私が車で送って行ってました。 予約はしてるけど、時には待ち時間等長くなり、私に申し訳なくなったきみちゃんは、遠慮して、「次は一人で行くわ。」と言ってきました。 最初は、え！大丈夫かな？と思いましたが、一人で行ってもらうのも、良いリハビリになっていいかと思い、来週は、一人で行ってもらうことにしました。 いつも私が預かっている保険証もきみちゃんに渡しておきました。
病院は、街中にあり、きみちゃん一人で行くとなるとバスを利用しなくてはいけません。幸い、乗り換えなしのバス１本で行けるので、一度バスに乗ってしまうと、目的地まで到着できるという訳です。
ミッションとその結果
１，バス停からバスに乗れるか。
結果：〇 伝えたバスの時刻に乗れた模様。 病院には余裕を持って着けたと言っていた。 電話で伝えた時間にバスに乗れたのには、ビックリ。
２，病院の受付の機械に診察券を通せるか。
結果：○ 玄関に入ったら、診察券を機械に入れるってことは伝えていました。 診察はできたようなので、通せたのでしょう。（手伝ってもらったのかも？）
３，保険証を見せる所で見せられるか。
結果：× 保険証は、持っていくのを忘れた模様。 次回持ってきて欲しいという書類をもらっていた。
４，先生の話を理解できるか。
結果：○ きみちゃんは、先生から「炎症がおさまっている」と言われたと言っていた。 次回の診察が１か月後と前回の１週間後よりのびていたので、きみちゃんの言っていることは、本当の様です。 ちゃんと理解している。
５，受付表等の用紙を会計に提出し、会計できるか。
結果：○ 自分では出来なかったかもしれないが、誰かに聞いたとしても会計は出来ている。 なぜなら、会計が終了しないと処方箋がもらえないから。
６，処方箋をもらって薬局で目薬をもらえるか。
結果：○ どうにかこうにかして処方箋をもらったかもしれないが、指定の目薬を薬局で購入出来ていました。
まとめ
このように、なんとかしてきみちゃんは、一人で病院に行き、検査をし、先生の話を聞き、会計をして、薬をもらって帰宅するというミッションを成功することができました。 途中、わからないこと、困難なこと、周りに助けられたことなどあったと思うのですが、自分でなんとかしないといけないという事が良い刺激にもなったと思います。 このことから、ついつい、いろんなことをサポートしてしまいがちですが、出来ることまでサポートするのは、本当のサポートではない気がします。 どんどん、一人でできることは、やってもらおうと思いました。
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