夏の終わり、きみちゃん（母）の調子が悪くなり、慌ててサプリを増やしたり、認知症の病院を探したりしました。
先日、やっと予約した脳神経外科の病院に行ってきました
今までまともに認知症の病院に通わなかったのは、たいていの場合、アリセプトなどのコリンエステラーゼ阻害薬を処方してもらい血圧とか計って、調子はいかがですか？て言われて終わりみたいな感じだと思うので、あまり意味ないかな？と思って行っていませんでした。 それと、どうしてもコリンエステラーゼ阻害薬を飲む気にはなれなかったというのもあります。 それは、リコード法の本を読んだせいです。
でも、今回きみちゃんの様子がおかしかったので、あせって病院に予約したわけですが、この病院は、シロスタゾールの治験を行っているということもあり、一度行ってみようと思いました。 シロスタゾールは、脳梗塞の薬なんですが、コウノメソッドで認知症に良いとされている薬です。 私がリコード法を知った本「自分で治す認知症予防と対策」の中にもシロスタゾールが認知症に有効のようなことが書いてあったので、藁をもすがる思いでシロスタゾールを試したかったのです。
診察当日は、シロスタゾール処方されるかなと期待しながら、まずは、今までの経緯を先生に話し、その後、MMSEの検査をしました。 前回のMMSEの検査は、約１年前で、２５点でした。 今回は、２２点でした。 MCI（軽度認知障害）と認知症の間くらいと言われました。 意外ときみちゃん賢いやんと思いました。 てっきり認知症にどっぷりつかってると思ってました。 まだ、MCIよりだったのか。 検査中、きみちゃんは、答える度に私の顔を見て、「合ってる？」って顔してきました。 検査中なんで、何にも反応できないから黙ってましたけど、一番笑えて答えは、 先生が「今年は、何年ですか？西暦でも元号でもどちらでもいいいです。」と尋ねたら、きみちゃんは、「平成１０年。」て答えてました。 「あほちゃう。」て心の中で思ってました。
シロスタゾールの治験結果は？
そして、診察はもう一日あるのですが、肝心のシロスタゾールの事を聞いてみると、治験の結果、あまり変化がなかったみたいなんです。 ８５歳までの方に治験が行われたみたいなんですが、あまり飲んでもいい結果が得られなかったみたいなんです。 だからあまり飲んでも効き目があるか、はっきりとは言えないらしいのです。 それに副作用もあるみたいで、飲んでもよいかは、脳のPET検査をして脳の状態を確かめる必要があるようです。 よって、もう一日診察する予定があるのですが、あまりシロスタゾールが処方される可能性はないのと思いました。 この病院でシロスタゾールを処方してもらってアミロイドンβを除去してきみちゃんは、賢くなっていくんだーと勝手な妄想をしていただけに、ちょっとショックでした。 まあ知識もなく、なんとなく試したいと思ってただけなんで、しょうがないです。
次回の診察は、どんなことするのか知らないですが、なにか前向きな事があればいいです。
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