認知症の母 お金の管理はこうしてます

財布 認知症対策

きみちゃん(母)が認知症とわかり、日々の買い物の無駄使いが増え、お金の管理は一体どうしてるんだろうと気になり始め(やたら同じ野菜を買って来ては腐らせる)、通帳を見せてもらいました。 めちゃくちゃ無駄な使い方はしていないみたいで安心しましたが、今後、詐欺にあったり、自分で管理できなくなった時のため、今のうちに対策が必要だと感じました。

きみちゃん(母)の手持ちを把握する

きみちゃんの場合は、自分でも今後のお金の管理について不安があったのでしょうか、私が「泥棒とか詐欺にあったら危ないから、これから私の方で管理するわ。」というようなことを伝えたら、通帳を見せてくれました。 いつも年金が入ってくる通帳と定期預金がありました。

定期預金は解約しました

年金が入ってくる通帳だけ、きみちゃんに持ってもらうようにして、定期預金は、解約しました。 きみちゃんと一緒に銀行に行き、手続きしました。 定期預金はその名義人本人でないと解約手続きができないので、もしきみちゃんの症状が進行して銀行の窓口で名前が書けないとか、著しく判断能力劣っていて手続き出来ない場合、そのお金を引き出すことは出来ません。 そうならないためにも、今のうちに解約して、そのお金を有意義にきみちゃんのために使う方がいいと思い、そうしました。 使う予定がなくても、いざという時に必要になる時があるかもしれませんし、家電の買い替えや大きなものを買う時は、どうせ一緒に買い物にいくことになると思うので。私の方で管理できるように、普通預金に移しておきました。  近年、定期にしてても金利が低すぎて全然増えないので、あんまり意味もないですしね。

年金の通帳は、2回失くしても、自分で持ちたい

以前、一切の通帳をきみちゃんに渡さず、お小遣い制にしたら、自尊心が傷ついたのか、すごく怒られました。「今まで、一生懸命、がんばってきたのに、なんでこんな仕打ち受けなあかんの!」って。 なんかお金を全部取り上げられたって感じたのでしょうか。 こっちで管理してあげようと思ってたんですが。 やっぱり、お金が自分の自由にならないと不満爆発です。 そこの部分は大事でした。 少し前、きみちゃんが通帳を2回も失くし、すごく困ったのですが、「絶対にいつもの場所に保管する」という約束で、年金の通帳だけは、本人が持つということになりました。

きみちゃんの通帳は、残高の額が大事

多すぎてもいけない、少なすぎてもいけない、ちょうど良い額であることが大事です。 多すぎると、通帳をどこかに置き忘れて盗まれたり、詐欺にあって支払ってしまったりする危険がありますし、少なすぎると、明日の買い物ができないし、突然必要となったものやお布施などが払えなくなるし。 だいたい10~20万円くらいの残高があれば適切なのかなと思います。 それ以上多くなったら、しれ~っと抜いて、貯蓄(きみちゃんの)に回しています。

まとめ

定期預金は全て解約し、いつでも出せるように普通預金に移動。 私が管理できる様にした。

年金が入ってくる通帳は、きみちゃんに持たせて、お金を自由に使える事をわかってもらう。 気持ちも満足! しかし、通帳の残高はチェック。詐欺などに大金を払ってしまう事を防ぐため!

 

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